謝が向井四段に2連勝 女流名人タイトルを防衛 囲碁(産経新聞)

 謝依旻(しえい・いみん)女流名人に向井千瑛(ちあき)四段が挑戦していた産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第22期女流名人戦三番勝負」の第2局は、謝先勝のあとを受けて10日午前10時から東京都千代田区の「日本棋院」で行われ、午後6時40分、313手までで黒番の謝が2目半勝ちした。持ち時間各3時間で残りは謝2分、向井1分。この結果、謝が2連勝で防衛を決め、3連覇を果たした。

 「タイトル戦を2人で打てたらいいね」と話していた夢が現実になったこの女流名人戦。同期入段のライバル同士、普段は仲の良い二人が盤を挟んで激しい闘志をぶつけ合った。

 謝の先番。下辺黒17に白18とハサんで序盤早々に戦端が開かれ、手が進むほどに戦いは激しさを増していく。右辺で黒が41とサガって白を分断すれば、白も42とコスミ出して逆に黒を裂いていく。

 白50の時点では「黒の打つ手が難しい」と立会人の淡路修三九段。だが、数手進んだところでは「白の打つ手がみえない」(淡路九段)というほど、際どい競り合いが続いた。

 黒63から65と頭を出し、黒67のボウシにまわっては黒に流れが向いたかに見えた。だが、その瞬間、下辺白68のツギから白72と切った手が控室のみていなかった強手だった。

 白92、黒93と互いに生きて一段落。さらに左下黒95以下、両者知力の限りを尽くして戦ったが、最後は謝がこの難戦を制してシリーズの決着をつけた。

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